日本の城

★日本の城

 

 お城観光に行きました。

 案内板に書かれている言葉の意味が分からなかったので、調べてみました。

 

〈姫路城のパンフレットより〉

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●築城:城を造営すること。

 

●地勢による分類 (これらの区別は明確ではない)

  平城  ひらじろ  :平地に築かれた城をいう。

  平山城 ひらやまじろ:平野の中にある山、丘陵等に築かれた城をいう。

  山城  やまじろ  :険 な山を利用して築かれた城をいう。

 

●縄張 なわばり:築城に際しての基本設計。

 

  ・縄張の分類

    輪郭式(りんかくしき)、連郭式(れんかくしき)、梯郭式(ていかくし

   き)、渦郭式などがあります。

    言葉で説明するより、分かりやすい図がありましたので、掲載させてもらい

   ました。

 

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出典:Wikipedia

 

  ・曲輪(くるわ)、郭(くるわ)、丸(まる)

    堀や土塁、石垣で囲まれた区画。

    城はこの曲輪をいくつも連ねることで成り立っていた。

    江戸時代には中心的な曲輪に本丸、二の丸などの名前が付く。

 

●普請 ふしん:掘や土塁を築く土木工事。

 

  ・虎口 こぐち

    城の出入口のこと。

    城の正面の虎口には大手門、追手門(おおてもん)、裏の虎口には搦手門

  (からめてもん)が構えられた。

 

●作事 さくじ:門、塀、櫓、屋敷、天守などを建築する。

 

  ・塀 へい:矢や鉄砲の弾丸などを射出するための小窓(狭間 さま、はざま)

       が設けられている。

 

  ・櫓、矢倉 やぐら:物見台や倉庫、防衛を兼ねた建物。

            数字やいろは順、方位を冠して呼ばれていた。

           (例:一の櫓、はの櫓、巽櫓など)

 

      三重櫓、二重櫓、平櫓:それぞれ三重、二重、一重の屋根を持つ。

      隅櫓、角櫓  :曲輪の隅に配置される櫓。

      多聞櫓、多門櫓:多門とは長屋状の建物のこと。

              櫓の間を繋ぐように建てられたものは「渡櫓」、門の

             上のものは「櫓門」、櫓門から連続した多聞櫓は「続

             櫓」と呼ばれる。

 

天守 てんしゅ:城郭の最終防衛拠点と位置付けられ、城の象徴でもある。

 

         城によっては小さめの多重櫓を小天守、副天守という。

         天守に付属する櫓のことは付櫓、附櫓(つけやぐら)という。

 

   形式:望楼型 入母屋造りの櫓上に小型の望楼を載せたような形式である。

      層塔型 1層から最上層まで全てきちんとした矩型になる。